まつもと動物病院 病気と予防
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〒470-1116 愛知県豊明市新田町吉池17-1 TEL&FAX 0562-93-1116
混合ワクチン接種

動物たちのライフスタイルに合ったワクチン接種プログラムを、ご提案させて頂きます。

生後間もない子犬や子猫は、母犬(猫)から譲り受けた免疫力(移行抗体)によって、守られています。しかし、移行抗体は、生後60日(2ヶ月)~90日(3ヶ月)で、病気を防御できないレベルまで下がってしまいます。そこで、ワクチン接種によって免疫を引き上げることで、各種ワクチンに含まれている病気を、未然に予防します。
子犬や子猫のワクチン接種の場合、確実な免疫力をつくるために、複数回の注射が必要になります。移行抗体が残っている時期に、ワクチン接種をしても、母犬(猫)からの免疫力によって、ワクチンの効果が十分に発揮されない場合があるからです。初年度の複数回のワクチン接種が終了した翌年からは、基本的にワンちゃん、猫ちゃんともに、年1回の追加接種を行うことで、ワクチンに含まれる病気を予防します。

ワクチンに含まれている病気は、本当に怖い病気です。予防することが出来る病気によって、動物たちの健康が害されないように、皆様のご協力をお願い致します。

【犬】5種混合ワクチン、8種混合ワクチン
【猫】3種混合ワクチン

ノミ・ダニの予防

ノミやマダニの寄生は、痒いだけで終わらない事があります。
ノミの場合は、ノミアレルギー性皮膚炎が代表的ですが、瓜実条虫(サナダムシ)感染を起してしまう場合もあります。子犬や子猫の場合ならば、貧血を起こす危険性もあります。マダニの場合は、大量寄生で貧血を起こす事もありますし、犬パペシア症と言う原虫が関与する致命的な病気に罹患する可能性も秘めています。猫ヘモパルトネラ症も、ノミやマダニが媒介する感染症のひとつです。
散歩中などに犬や猫に寄生したノミは、卵を産みます。卵は、床や畳、カーペットの上に落下してふ化します。ふ化した幼虫が、サナギになり、成虫となり、ペットに感染し、卵を産む。これが、延々と繰り返されます。たとえば、ノミを5匹見つけた場合。それは氷山の一角でしかなく、卵、幼虫、サナギの未成熟期のノミが95匹潜んでいる可能性がある、と言われています。ノミのライフサイクルは室温が13℃あれば十分と言うデータもありますので、室内で飼育されている動物たちにも、その影響が出る場合があるのです。

マダニも同じように、お散歩の時などに、寄生する機会をうかがっています。
マダニは吸血と脱皮を繰り返し、成ダニに成長します。成ダニまで成長すると、地上で卵を産み、幼ダニが生まれ、感染の機会をうかがいます。
ノミやマダニの寄生を防ぐためには、定期的な予防が重要になります。「室内で飼育しているから大丈夫。」と考えるのではなく、動物も飼主さんも、安心してお散歩に行けるように、定期的(1~2ヶ月に1回)の予防をお勧め致します。
最近では、ペットと人間のコミュニケーションが広がるなかで、動物たちが多く集まる機会も増えています。排泄物を持ち帰るのが、マナーのひとつなのであれば、ノミやマダニの予防もマナーのひとつである、と言う事が出来ます。マナーを守りつつ、動物たちへの病気も予防できる。動物たちが、安全、安心して遊ぶことのできる環境を整えてあげるためにも、皆さんのご理解と、ご協力を、よろしくお願い致します。

【犬】スポットオンタイプ(滴下型)
【猫】スポットオンタイプ(滴下型)

投薬方法など、ご不明な点がありましたら、当院スタッフまでお知らせください。

フィラリア予防

フィラリア症は『蚊が媒介する』代表的な犬の病気のひとつです。フィラリア成虫が、肺動脈内に寄生することにより発生します。犬のフィラリア成虫は、約20~30㎝の糸状の寄生虫で、多数寄生することで心臓内の血液の流れが妨げられて、様々な障害を引き起こし、最悪の場合、死に至る場合もあります。
フィラリア症の治療法もありますが、麻酔リスクや副作用など、犬への負担が大きい場合があり、全ての子に治療が適応になる訳ではありません。だからこそ、予防が大切なのです。
豊明市付近では、蚊の飛ぶ時期がだいたい5月~11月とされていますので(その年の気温差によって、若干の違いがある場合もあります。)フィラリアの薬を飲む期間は、6月ごろ~12月ごろまで、と言う事になります。蚊の飛んでいる時期と、フィラリアのお薬を飲ませる時期に、1ヶ月間のズレがある事に注意してください。

蚊の体内で、感染幼虫となったミクロフィラリアが、犬の体内に入ると、約1~2ヶ月で心臓まで到達します。この時、犬の体内を動いている幼虫の事を、体内移行幼虫(L4)と言います。フィラリアの薬は、この体内移行幼虫(L4)を駆除する薬なので、『フィラリアが、心臓に達する事を予防するための薬』、と言い換える事が出来ます。この事からも、フィラリアの薬は、『予防薬と言う名前の、駆虫薬』である事が分かるかと思います。フィラリアのお薬は、その性質上、蚊が飛び始めてから1ヶ月後より、蚊が飛び終わってから1ヶ月後まで、薬を飲み続ける必要性があるのです。もし、体内にフィラリアが感染し、フィラリア幼虫から大量のミクロフィラリアが産出されている状態で、フィラリアのお薬を飲んでしまうと、一度に大量のミクロフィラリアが駆除され、咳などの諸症状が現れる事があります。最悪の場合、ショック状態に陥り、最悪の場合には、死に至る事もあります。
そこで、まつもと動物病院では、フィラリア予防を始める前に必ず、フィラリアのお薬を処方する犬全頭への血液検査(抗原抗体反応検査)を実施しています。初期状態が分かりにくい、フィラリア症の診断には、この検査が不可欠です。皆様のご理解を、お願い申し上げます。

粉末、錠剤、お肉タイプ(ジャーキータイプ)の3種類のフィラリアのお薬をご用意いたしております。
ワンちゃんや飼主さんの負担にならないものを選択できるように、お気軽にご相談ください。

狂犬病予防接種

狂犬病予防法に基づいて、飼主さんには、狂犬病ワクチン接種が義務づけられています。
生後91日以上の犬は、飼い始めてから30日以内に1回、その後、毎年1回の追加接種を受けなければならない、と法律で定められています。
最近、国内における狂犬病のワクチン接種率が、低下傾向にあるとの事実があります。狂犬病は、国内において50年以上発生が認められていない病気ですが、隣国においては、毎年たくさんの人が犠牲になっている怖い病気です。
毎年の集合注射で接種する事も出来ます。当院にて接種することも可能です。日本国内での狂犬病沈静化に、ご協力をお願い致します。