2025年7月の休診日~暑さ対策の準備できていますか?~
夏至を過ぎて夏本番といったところでしょうか??今年の梅雨は、あまり長雨の印象がありません。こんな年は経験上、ゲリラ豪雨など突然の大雨に注意が必要になる気がしますね。先日からムシムシとした気温が続いている豊明ですが、皆様にはお変わりありませんでしょうか??
春から始まった狂犬病、フィラリア予防、ノミ・マダニ予防、混合ワクチンなどでバタバタしていた予防シーズンが、ようやく落ち着きを取り戻してきた時期になりました。毎年この頃から徐々に気温が上がり始め夏本番を待つばかりになりますが、夏の準備、暑さ対策をお願いいたします。
夏バテ予防と暑さ対策~動物たちと快適な夏を過ごすために~
暦上は夏になりましたが、これからさらに気温が上がります。まだ6月だからと気を抜いていると、暑さに慣れていない身体にとっては大きな負担になることがありますのでご注意くださいね。
動物たちと過ごす夏が、皆様にとって素敵な思い出になりますように、風通しや室温、湿度の状況を今一度ご確認いただきますようお願いいたします。ご家庭の環境によってエアコンの設定温度には差が出ますので、一概に何度に設定すれば良いという基準を申し上げるのは難しいですが、まずは飼主さんにとって快適で、涼しく過ごしやすい環境を整えるようにご配慮ください。
また、水分補給にも気を配ってあげてください。水飲み場を増やしてみたり、ドライフードをふやかしたり、ウエットフードを活用するなど、水分を多く摂れるような工夫をしてあげてくださいね。
暑い時期になると胃腸の動きが悪くなり、食欲不振とともに下痢や嘔吐などの消化器症状を呈する子がいます。夏バテにも思える症状ですが、油断していると症状が重くなることがありますのでご注意ください。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
猫の治療を行った獣医師がSFTSによりお亡くなりになったとの報告がなされてから日が浅い中、お隣の豊田市でお二人の方が、SFTSにより死亡したとの発表がありました。この場をお借りいたしましてお悔やみ申し上げます。
まずは、このSFTSという病気に対して正確な情報を得るようにお願いいたします。愛知県獣医師会、厚生労働省、国立感染症研究所、市のホームページなどで情報を確認するようにお願いいたします。
これから秋ごろまでの期間、媒介昆虫であるマダニが活発に活動する季節になります。飼主さんご本人が屋外で、特に草むらでの活動がある場合には、長袖や長ズボン、長靴などの着用により肌を露出させないなどの予防をお願いいたします。また、SFTSはマダニからの感染だけでなく、猫などの動物から間接的に感染することが報告されていますので、お外に行く動物たちにはノミ・マダニ予防薬の活用をご検討ください。
2025年7月の休診日のお知らせ
7月中に予定された臨時休診はありません。
7月21日(月)は、祝日のため休診です。
急な予定変更等がある場合には、ホームページお知らせ、またはフェイスブックページ、公式ラインアカウント等でお知らせいたします。