狂犬病予防注射について
こんにちは、豊明市のまつもと動物病院です。
今回のエントリは、狂犬病予防注射について、飼主さんに知っておいていただきたい事をツラツラと書いていきたいと思います。
下記する事柄は、当院をご利用される患者さん向けですので、他の動物病院や自治体では異なった対応となる可能性がありますので予めご了承ください。
狂犬病予防注射 代行手続きについて
当院が代行手続きの事務委託を受けているのは、「豊明市」、および「刈谷市」のみです。近隣の名古屋市や大府市、豊田市など、他の自治体については代行できませんので、ご理解をお願いいたします。
また、事務委託期間の関係上、以下の時期で代行手続きに違いがありますのでご注意ください。
① 3月2日以降~3月31日まで
新規登録のみ手続きを代行します。
この期間中は、追加接種での代行手続きは受付けておりません。
狂犬病予防注射を実施することはできますが、役所への手続きは、飼い主さんご本人でお願いいたします。
② 4月1日以降
新規登録、および追加接種ともに当院で代行手続きを行います。
追加接種をご希望の場合は必ず、役所から届いている狂犬病予防注射のハガキをご持参ください。
狂犬病予防注射のハガキをご持参いただけなかった場合には、自治体からの指導により、例外なく手続きを代行することができませんのでご了承ください。
狂犬病予防注射のハガキを無くしてしまったときはどうする??
狂犬病の予防注射は、自治体から届くハガキの「ある」、「なし」に関わらず、いつでも動物病院で注射することができます。
当院の場合であれば、「豊明市からの狂犬病のハガキ」、「刈谷市からの狂犬病のハガキ」が無くても、予防注射を実施することは可能です。
ただし、予防注射後の手続きに違いがありますので、ご注意ください。
ハガキが「ある」場合にのみ、当院で手続きを代行します。
予防注射後、当院受付にて狂犬病予防注射済票をお渡しいたします。飼主さんが役所に出向く必要はありません。(登録事項の変更等がある場合には、この限りではありません。)
ハガキが「ない」場合には、申し訳ありませんが、例外なく代行できません。
予防注射実施後に証明書をお渡しいたしますので、飼い主さんご自身で役所に行き、済票の交付を受けてください。
済票の交付を受けなかった場合、法的には「予防接種をしていない状態」と判断されてしまいますのでご注意ください。
狂犬病予防注射は、6月30日までに受けてください。
狂犬病予防注射は、4月1日~6月30日までに接種していただきますようご協力をお願いいたします。
各自治体のホームページリンクを貼りますので参考にしてください。
豊明市ホームページ 環境課 犬の狂犬病予防注射
刈谷市ホームページ 環境推進課 狂犬病予防注射
最後に記しておきますが、「高齢だから。」などの理由により、飼主さんご自身の判断で狂犬病予防注射を見送ることは止めていただいた方が無難です。必ず、獣医師の判断を仰ぐことお勧めします。
当院では、予防注射実施前の診察において、健康上の理由等により狂犬病予防注射の実施が不適当と判断された場合には、獣医師から「狂犬病予防注射実施における診断書」を発行します。この診断書を持って、各自治体での手続きをお願いいたします。
狂犬病予防注射実施について不明な点がある場合には、お気軽に当院までお知らせください。