予防シーズンに多い質問まとめ
各予防を実施するに際しまして、注意事項を記しますので参考にして下さい。
「狂犬病予防注射」
予防接種が始まっていますが、以下の様に代行手続きに違いがありますのでご確認ください。
① 3月2日以降~3月31日まで
新規登録のみ手続きを代行します。
追加接種の代行は受け付けておりません。大変申し訳ありませんが、飼主さんご本人での手続きをお願いしております。
② 4月1日以降
新規登録、追加接種ともに、当院で代行手続きを行います。
追加接種をご希望の方は必ず、市役所から届いているハガキをご持参ください。
ハガキがない場合には例外なく手続きを代行することはできませんのでご了承ください。
「混合ワクチン接種」
当院では、狂犬病ワクチンと混合ワクチンの同時接種は推奨しておりません。
健康面や安全性を考慮し、絶対に実施することができませんのでご理解をお願いいたします。
当院では、狂犬病と混合ワクチンの接種間隔を次のように規定しています。
① 狂犬病が先、混合ワクチン接種を後に接種したい
→狂犬病予防注射後2週間以上経過すれば、混合ワクチンが接種できます。
② 混合ワクチンが先、狂犬病を後に接種したい
→混合ワクチン接種後4週間以上経過すれば、狂犬病予防注射を接種できます。
「フィラリア予防」
当院では、フィラリアのお薬を処方する際には必ず、血液検査による抗原検査を実施します。
(6ヶ月以下の幼齢犬は検査を実施しないことがあります。)
フィラリアのお薬は「要指示医薬品」、「指定医薬品」に分類されることから、
原則として診察なしでお薬をお渡しすることはできませんので、ご理解をお願いいたします。
注射によるフィラリア予防をご希望の場合には、来院前に必ず当院までご連絡ください。
当院として準備できる数に限りがあるためです。
特に、6月中旬を過ぎますと注射によるフィラリア予防をお受けできないことがありますのでご注意ください。
「ノミ・マダニ予防」
滴下型の予防薬は、全身シャンプーに影響される可能性がありますのでトリミング等のご予定をご確認ください。
予防薬を背中に垂らす日を基準にして、前後2~3日間のシャンプーを避けるようにお願いします。
経口型の予防薬は、シャンプーに影響されることはありません。
「トリミング・シャンプーと注射」
① シャンプー直後の狂犬病予防接種、混合ワクチン接種は可能な限り避けてください。
→2~3日は経過をみて、体調の変化がなければお注射するようにしてください。
シャンプー直後のご来院の場合、注射実施をお断りする場合があります。
② 注射後のシャンプーは次のように間隔をあけてください。
→ご自宅でのシャンプーは2~3日、トリミングサロンでのシャンプーは7日以上間隔をあけてから実施するようにしてあげてください。